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青山のちょっと気になるお寺たち! [雑記]


ファッショナブルタウン東京・青山にも、ちょっと気になる青山ならではのお寺がある。場所は東京メトロ・外苑前駅から3〜400m圏内。この界隈、あの大きな青山墓地があるわりにお寺が少ないように思う。


青山で一番大きなお寺は『梅窓院』か。何年か前に建て直して依頼、竹林の参道始め随分とモダンなお寺になった。墓地も結構広いスペースを持つ。この竹林の参道、ちょっと懐石料亭のエントランスのように見えなくもない。



このお寺はメトロのホームにも斬新なデザインの電飾看板を掲示している。青山通り(246)に面していて、竹林の参道が目立つのか、それともガイドブックに出ているからか、外国人がよく見物しているのを見かける。


キラー通りに面していて、竜宮城をイメージさせるような朱門が人目を引くのが『海蔵寺』。起源は知らないが、海と蔵という名の付いたお寺名にこの竜宮城の朱門、なにか意識されているような気がする。


門の屋根の鬼瓦を見れば何かの魚。ここのご本尊様は乙姫さまか浦島太郎?!亀は何処に隠れてる?ちょっとご住職に伺ってみたい気も。いやいや、事実を知らない方が夢膨らむか!門をくぐれば、ここのお寺も近代的な建物。参道の両脇の植木がよく手入れされている。


スタジアム通りの一つ目の角を左に入り200mほど歩いた右側にあるのが『高徳寺』。門構えはいたって普通。たわわに実る柿の木の前を過ぎると、あっと驚く光景が目に飛び込む。


京都ではなくこの青山で、しかも小さなお寺の中庭に、なんとなんと目を見張る石仏群。ちょっとアートしています、しばし見入ってしまったものだ!檀家さんじゃないとなかなか敷地内へは入らないもので、地元の人も以外に知りません。

余談だが、このお寺のすぐ隣りにはギャラリーハウスMAYAがある。中堅イラストレーターの個展が多く、私がよく行くギャラリーの一つでもある。

モダンになり過ぎた青山で見る“日本の美”、捨てたもんじゃないでしょ?!


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青山・神宮外苑紅葉散策コース! [雑記]


この週末、青山・神宮外苑界隈の紅葉散策をすることに。東京のど真ん中でも、こんなに見ごたえがあるかと思うほどの“私の散策コース”をちょっとご紹介!
東京メトロ・青山一丁目駅下車、青山通りを渋谷方向に少し歩くと、右側に通称“絵画館通り(いちょう並木)”が広がる。



この辺りヤキイモ屋さんが稼ぎどきだ。背丈の高いいちょう並木が続く光景は、ちょっとヨーロッパの雰囲気もあってこの時期圧巻。(小枝に若葉が芽吹き黄緑色になる頃のいちょう並木も清純で美しくこれも好きだ!)ちょうど今、11月16日〜12月9日まで『いちょう祭り』が開催されていて、この日も正面の絵画館までつながる人の波。人の波は我慢して、見上げればいちょう並木が今期最高の黄金色。正面の軟式グランドでは出店やイベントで人々がごった返している。


この人込みを避けて左折、神宮球場を左に見ながら、サッカーやラグビーが開催される国立競技場方向へ。この通り脇の木々もいい赤色に染まっている。
国立競技場手前の信号を左折し、外苑西通り方向へ。国立競技場前は早大校歌と声援の歓声が通りまで響きわたっている。ここではラグビー関東大学対抗戦、早大VS明大の決勝戦の真最中だった。競技場の通りを挟んだ明治公園では、毎日曜のフリーマーケットでここも賑わっている。


外苑西通りに沿った、国立競技場を取り囲むような遊歩道では赤や黄色の紅葉が見頃。ここは地元の人でもあまり知らない(ジョギングする人はよくご存知か)、“もみじの穴場”なのです。
このエリアはスポーツ競技場が多く、何も大会がないときは人出はほとんどないところ。



外苑西通りをまた左折して、東京体育館に沿ってJR千駄ケ谷駅方向へ。この日、東京体育館ではバレーボール・ワールドカップの最終日で日本VSブラジル戦、なんと若い女性のサポーターが多いこと、ブラジル人サポーターもちらほら。千駄ケ谷駅を正面に見て、左方向は明治神宮の北参道につながる通りで、ここの“いちょう並木”がこれまた絶景。



これが私の、未だ雑誌でも公開していないと思われる青山・神宮外苑紅葉散策のお奨めコース。まだもの足りない!もっと堪能したい気分のときには、北参道から明治神宮へと入れば、紅葉も秋の空気も十二分に満喫することができる。お正月前の明治神宮もまた一味違う趣あり。しかもこのコース、一切無料ときた!是非お試しを!

ちなみに、明治神宮境内を散策して、帰りは正面出口へと抜ければ、JR原宿駅へ。ちょっと賑々しいが、原宿・表参道の欅並木をブラブラすることも…。
この二つのいちょう並木、私にとって思い出深いところでもある。


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ある羨ましき人生! [雑記]


11月のある日、私の仕事の先輩であり、友人であり知恵袋でもあったA・Mさんの一周忌に合わせて、偲ぶ会が行われた。
A・Mさんの仕事はフリーのコピーライター、趣味は映画に音楽、鉄道、剣道、山登り、カヌーと幅広く、その愛する趣味群を途切らすことなく、ライターの仕事を淡々とこなしていた。もちろん、自分の家族に対しても多大な愛情を注いできたように思う。

気さくで、ユーモアセンスがあり、駄洒落も大好き、ふんわりとした優しさを感じさせる人柄で、私にとっては、よき相談相手であり、世情を語り合う相手であり、愚痴を聞いてもらえる人だった。もちろん、安心してコピーの仕事を依頼できる仕事仲間でもあった。

ただ一つ、緊迫する場合のAかBかの選択を求められると、どちらとも言わず、「そうねー…」とだけ、決断を下すことにおいては大変苦手なタイプだった。
ちょうど1年前のこの人の死は自分にとって大きなショックだった。

昨年4月末、胃癌で胃を全摘手術、夏ごろの話しの様子から、私は回復するものとばかり思っていた。しかし、秋になって容体が悪化、11月末頃悔しくも60数歳で昇天。
デザイン屋としては、この先もまだまだ、というよりその年齢ゆえにできる仕事を組みたいと考えていた矢先だった。いろんな相談やアドバイス、カフェで映画談義や無駄話をしてもらいたかった人だった。

この人は、世の動向をしっかりと見据えながら、その動向に左右されず、ひょうひょうとした自分流を創り、マイペースで淡々とした人生を送ってきたように思う。
女性に関してはと言えば、女性は好きな方で、好感は持たれるタイプ、でもそれ以上もそれ以下もなく、全般的に女性の扱いは下手だった。そのうぶさがかわいく感じる人だった。

今どき、ごく普通に生活している一般人で、誰もが羨む生きざまだったと言えるケースはそう多くないと思う。そんななかで、A・Mさんの生きざまは周囲の多くの人たちを羨ましがらせたように思うのだ。


私はそんな氏への最後の贈り物として、『A・M パーソナル・ヒストリー』をご遺族の協力のもと、偲ぶ会に間に合わせるべく制作した。
私は氏の人柄と生きざまを、少しでも長く記憶にとどめてもらいたいという思いを込めて、故人をも降りてこさせて(??)制作に没頭する!

そのヒストリー(A4判12頁冊子・ここに一部を紹介)は、氏の生い立ちに始まり、仕事や趣味のこと、闘病の記録(長男)、納骨後の思い(奥さん)、思い出寄稿(友人)、本人が言い残したそうな記述(故人?)、等などの原稿にたくさんの写真を入れてレイアウト、全体的に氏らしいデザインに仕上げることができた。

そして、偲ぶ会当日の席上でそれを配付。列席者からも好評をいただく。
私としては偲ぶ会とヒストリーの冊子制作で、A・Mさんについて少しけじめがつけられたように思っている。

   ユラーリ ユラユラ
   何処 行こう
   この川 越えて
   あの山 越えて
   ユラーリ ユラユラ
   廻り 廻れば
   あったりまえだの
   愛しの 我が家

※A・Mさんの四万十川カヌー下りの写真は、カメラマンO・H氏撮影提供


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XmasデコレーションとDay by Day! [雑記]


まだ11月だというのに、青山や表参道あたりではXmasデコレーションがチラホラ!
青山にある“avex group”本社の恒例になった巨大ツリーも点灯を始めている。
12月がとっとと来て欲しいような、来て欲しくないような、気分は複雑!

クリスマスの飾付けを見ると、毎年思うことは、あー、また一年が過ぎ去ろうとしている…。一年間、なんとか身体は維持してきたとしても、やり遂げられなかったあれこれの反省がつのる時期でもある。
ゆえに、切なく、空しくもなってくる。

表参道のイルミネーションが昨年は久しぶりにakariumというコンセプトで復活したのだが、今年は無さそう!
しかし、表参道ヒルズの外壁LEDには、真っ赤なバラ模様が派手に映し出されている。

今年もあと僅か、肌寒くなった表参道を手をこすりつつ、
久々にかのインテリア雑貨のお店『Day by Day』へと向かう。

『Day by Day』の店内はやはりクリスマスのデコレーションが嫌みなく施されていた。好きな照明が多いこともさることながら、ギフトに困ったときによく訪れるお店でもある。
さてどんなものがいいかと、贈る人を頭に描きながらあれこれ迷っていると、顔見知りになった美人スタッフさんたちも、一生懸命アドバイスしてくれるのがたよりにもなり、なんともうれしい。


何人かのお客さんがいたにもかかわらず、無理をいって写真(ブログアップは内緒)を撮らせてもらう。いつものように美人のスタッフさんと無駄話し(仕事の邪魔にならない範囲です!)をして、「クリスマス近くになったらまた来るね!」と、ちょいわるはひやかしだけで、またまた何も買わず、お店をあとに。

うれしいことに、よく来てくれるからと、ステキな卓上カレンダーをいただいた。
通りには、イルミネーションの広告カーが突っ走る!

『Day by Day』
http://www.daybyday.jp/


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六義園と東京湾クルーズ! [雑記]


この週末は2日間ともまずまずの天気という予報、何処へ行こうかあれこれ考えていた矢先。
久々に、かねてより知り合いの留学中のMさんからTEL.!彼女は現在、大学と日本語学校に在籍、日本で働きたいからと猛勉強中!
「勉強は楽しいけど、毎日勉強ばかりでちょっと疲れた」という。

じゃ、リラックスさせてあげようということで、先ず訪れたところが駒込にある『六義園』。入園料は300円。
この『六義園』は、川越藩主である柳沢吉保が元禄15年(1702)に築園したもの、和歌の趣味を基調とする「回遊式築山泉水」の大名庭園とか。ネットでも、紅葉の見頃は11月17日との情報もあり、園内は人出もまずまず。

庭園に入る門の前には大きなしだれ桜が、春には見ごたえがありそうな枝ぶりだ。園内の木々を見渡すとまだ緑が多く、大泉水に沿った道をぐるっと一周するものの、真っ赤に染まるところはまだ僅かという状況。

ちょっと早かったか!きっと、ここの紅葉の見頃は12月初め位だろう。夕刻からのライトアップは今月25日迄とか。
彼女は束の間の自然に触れたことで感動しながら、その様子を伝えたいと国の親へ写真貼付で即メール。返信によると、そのとき母国は大雪で−5℃とか。

次に、もう一つリラックスできそうなところに案内。JR駒込から山手線に乗り浜松町で下車、ここからのんびり歩いて日の出桟橋へと向かう。

ここにあるのが、シンフォニーという中型船による東京湾クルーズ。1日にランチクルーズやディナークルーズなどが用意されているのだが、乗ったのは3時に出航するという『シンフォニー・アフタヌーンクルーズ』。時間は50分と短いが料金も安い。クルーズだけなら1500円、コーヒー付きが2000円、ケーキも付けると2500円。

テーブルについてレインボーブリッジを見ながらティータイムを満喫した後は、ラウンジを出て4階のデッキへ。デッキの陽は少し傾きかげん、カモメが飛び交い潮風も冷たくなく気分も爽やか、久しぶりに東京湾上から見る風景と穏やかな小波、潮の香りを楽しめた。
すれ違う船はウエディング・クルーズのようで、歓声とともに風船が舞い上がる。

彼女は日本庭園と海を見て、クルーズもできたことに結構感動した様子。
曰く、「これで明日から、また勉強をガンバレル!」
私も明日からまた仕事をがんばろうと、“ちょいわる”ちょっと良いことをしたような1日だった。

『公園へ行こう!六義園』
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index031.html
『シンフォニー東京湾クルーズ』
http://www.symphony-cruise.co.jp/cgi-bin/top/top.cgi


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ある男女関係と星占術! [雑記]


私の古くからの親友に関する『男と女』の話し。彼が40代初めの頃、会社の同僚の若い女性から、ある時「ずっと、あなたのことが好きでした」との一言が縁の始まり。
彼も彼女もいたって真面目タイプ、彼はさんざん悩み、そこまで慕ってくれるならと付き合いがスタート。そして1年ほど時が経過、同じ会社では問題があると、彼女は他の会社へ転職する。彼女は実家も出て、一人住まいをはじめ、二人の仲は一層盛り上がる。そんな矢先のことだった。

彼女がカブで通勤途中に、交通事故(前方不注意)に遭遇。1週間の意識不明、その後意識は回復するもの脊髄損傷で、ベッドから起き上がれない身に。
幸せの絶頂から一転とはこのことか?
二人は途方に暮れ、それぞれが後悔の念に駆られ、その状況に悩み苦しむ。
ちょっと重い話しになったが、友人として端から見ていて思う。人間は強いものだと。事故から10数年が過ぎようとしているが、二人は精神的難関を乗り越えて、今やお互い精神面でのいい繋がりを維持している。
世の女性方に非難を浴びるかもしれないが、もしこれが不倫だったとしたら、肉体関係は途絶えたものの、プラトニックな繋がりは続く…。
もちろん、このことが、顔以外は身動き一つできない一人の女性の生きる支えになっている。


私は仕事の関係で、多くの“占い”を仕事とする方々と接してきた。私はどちらかといえば、人生の岐路に立った場合でも、占いを頼るほうではなく自分で考えを決めるほうのタイプ。決して占星術や東洋占いを信じていないわけではないのだが。そんな私でも、古くから縁のある、ある占星術の方がいる。摩耶さんというその方は、占星術とタロットを業としている。かねてより、一般時世についてや、個人の分析や鑑定などの仕事をみていて、なんとも的中していることが多く、かなりの占い能力があると思っていた。

あるとき、摩耶さんに先の二人の関係について、余りにも気になり鑑定をしてもらうことに。提供した情報は氏名と生年月日、出生地と出生時刻のみをFAXで伝えた。
私はこの二人の、特に相性面がどう出てくるのか気がかりだった。
それから数日後、普段なら鑑定内容を長い文章で克明に記されたものが郵送されてきたりするのだが、そのときはわざわざ事務所まで鑑定文書を持って駆けつけてくれた。

開口一番、「この二人、恋愛関係は100%止めた方がいいわ。かなり危険です」と言ったものだ。鑑定文書を読ませてもらうと、私が推測、納得できることが次々と書かれていたのだった。要は、付き合えば付き合うほど、とんでもない修羅場を迎えてしまうというような意味合いだ。
その鑑定を見てから、私は摩耶さんにこれまでの経緯を話したのだった。

私はこう思う。
事故をしてしまった彼女には申し訳ないが、二人はラッキーだった!
事故がなければ、もっと悲惨なことになっていたのだろうと、私にもなんとなく予測できたものだ。
この二人、事故があったことで、今の関係がかろうじて双方にそれ以上の弊害が出てくることのない、いい接点なのだろうと思わずにはいられない。

できることなら、深くお付き合いする人とは相性がいいにこしたことはない。
人間の縁って、不可解なもの、だけど面白い!


『摩耶ルミコの占星術』
http://www011.upp.so-net.ne.jp/mayarumiko/


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ロンドンから珍客来訪と偲ぶ会! [雑記]


さわやかな秋晴れの日だった。突然、ロンドンから美人が来訪。このP・Mさんは10年ほど前に、韓国から日本へ留学でやってきた女性だ。
最初の1年は日本語学校へ、その後、服飾系のB大学へ進学、5年かけて卒業。学生の頃によく私の事務所へ遊びに来ていた。卒業後は、日本で就職が見つからず、結果ビザの関係で日本へ留まることができなかった。基本的に日本に滞在するには、学生ビザか就労ビザ、結婚ビザが必要となる。

彼女は韓国へは戻らず、中国語も勉強したいと中国で職を見つけ、1年余り北京で仕事をすることに。なんと、次には英語を本格的に勉強したいと英国ロンドンへ渡る。若い女の子のわりになんともたくましい行動力!ロンドンに語学留学(学生ビザ)して約3年が経過、今回、韓国と中国を旅行、日本へも私に会いに立ち寄ってくれた。
日本にいた頃の彼女はなにしろ元気で快活、日本語の上達も早かった。私の事務所へ韓国の家庭料理などを作ってよく邪魔をしに来ていた。スタッフやここに席を置くフリーライターのA・Mさんらに、ニコニコと愛想を振りまいていたものだ。

彼女曰く、ロンドンではよほどの専門的な技術か、かなりのスキルを持っていないとアルバイトすらないという。とくに韓国人含めてアジア系は仕事がないとか。では、あなたは学生しながらどうして生活しているの??
これまた、たのもしい応えだった。ロンドンでは一人で住むにはアパート代が高過ぎるという。そこで彼女、現在では自分名義でアパートを3つほど借りていて、そこへ3〜4人ずつ学生らをシェアーして住まわせ、その家賃の上前をはねているという。住人には安い家賃で喜ばれ、自分はそれで生活費が稼げるという。なんとも頭のいい生活法だ。
しかし、いつまでもこんな生活はできないと、彼女は今後を真剣に悩み、私にその相談もしたかったようだ。次の目標は仕事のスキルを身に付けたいとか。
私に元気を振りまいて、私も彼女を勇気づけ、3日程でロンドンへと帰国。
今後のたくましい生きざまを期待している一人だ。

帰ったのが日曜の朝だった。そして私にはその日、責任ある大切なやるべきことがあった。それは一年前に亡くなったある人の『偲ぶ会』の当日でもあったから。
仕事の大先輩であり、友人でもあり、もちろん尊敬する人物、映画や音楽、カヌーや鉄道などたくさんの素敵な趣味を持つ、ふんわりしたいい生きざま(ちと趣味ベースが多いのですがね)をした人だった。その人は先に書いたフリーライターのA・Mさん。この人のことは是非こんど紹介したいと思っている。

ロンドンからの珍客はもちろん、当時この人とよくおしゃべりしていた間柄。亡くなったことや、『偲ぶ会』のことを話すと、ボロボロ涙しながら、会に出席したかったと言ってくれた。半日でもフライトが遅ければ…、残念。

私は思う。きっと、A・Mさんがこのにぎやかな韓国娘をロンドンから呼び寄せたのだろうと。
A・Mさんは計算は苦手だった。きっとロンドンとの時差を計算できなかったに違いない!

私にとって、生きざまを期待し楽しめる星が一つ消えたことはとっても無念。
しかし、これからの歩みと輝きを期待したい星が一つ、煌めこうとしている。

※A・Mさんのカヌー写真はカメラマンO・H氏、偲ぶ会の写真はH・T氏提供


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面白い照明が並ぶDay by Day! [雑記]


青山に私の好きなインテリア雑貨のお店がある。その名は“Day by Day”。
ここは表参道のすぐ裏にある「クレヨンハウス」から青山通りに抜ける、北青山病院のある通りに面している。表参道から一本入っただけなのに、なんと人通りも少なくとっても静か。
青山でも少し違う顔を持つところ。

このDay by Day、以前は表参道交差点角からすぐのところ、とっても賑やかな場所にあったのだが、お店の商品コンセプトにマッチしないという理由から、その場所からすぐ近くの落ち着いた雰囲気の裏通りに移転したようだ。この通り、アンティーク家具店や雑貨店、ちょっと雰囲気のよさそうなレストランなどもチラホラ。
ちなみに、クレヨンハウスとは、ご年配の方ならよくご存知の、そのむかし文化放送のパーソナリティーだった“レモンちゃん”の愛称で知られる落合恵子さんが運営している、絵本など子供のための本屋さんだ。この建物の2階は玩具店「クーヨンマーケット」、地下にはオーガニックレストラン「広場」と、自然食の八百屋「野菜市場」なども併設している。


私は以前に『趣味は発光するもの』と紹介したことがあるように、照明に興味がある。このDay by Day、生活雑貨やアロマ、ナチュラル・ウッド・ファニチュアに混じって、結構面白いオリジナルデザインの照明製品が並んでいる。


しゃぼんのような形の透明ガラスのペンダント、スワロフスキーの輝きが美しいスタンド、キューブ型のガラスの中にキャンドルのような光がゆらぐスタンド、コーヒーカップ型のデザインのファッションスタンド、小ぶりで価格もリーズナブルなシャンデリア等々。発光するもの好きの私は、ついつい手が出そうな製品がたくさん。よくブラッと寄ってしまう。


でも、そうそういつも照明ばかり手が出せない。ガマン、ガマン!ゆえに、“ちょいわる”としては、お店の気さくでカワイイ三人のスタッフさん(みんな美人、これが目的か?)をからかうのも楽しみの一つになっている。

『Day by Day』
http://www.daybyday.jp/
『クレヨンハウス』
http://www.crayonhouse.co.jp/


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聖路加国際病院で新発見! [雑記]


つい最近、病気ではなく仕事の関係で、聖路加国際病院を訪れた。
営団地下鉄新富町から数分。この病院は、道路を挟んで隅田川のほとりにそびえる聖路加ガーデンにも空中廊下で繋がっている。外観はホテルのよう、結構大きな病院だ。

そういえば、あの有名な日野原重明先生のいる病院だ。96歳で現役の内科医、『生き方上手』など著書多数。今でもエレベーターやエスカレーターは使わないと豪語する、並では真似できないスーパーマンだ。少し前にNHKの番組で三國連太郎との対談を見たが、96歳とは思えない聡明さとバイタリティーがあり、優しくヒューマニティー溢れる先生という印象だった。現在この病院の名誉院長でもあり、理事長でもある。


病院の敷地内をブラブラしてみることに。すると…!
この病院は1902年にルドルフ・トイスラーという宣教医師によって創設されたという。聖路加国際病院に隣接している旧病院棟は淡いピンク色のネオ・ゴシック様式の趣ある設計、現在、聖路加看護大学として使われている。


旧病院棟の広い前庭の一角にあるトイスラー記念館はヨーロッパの山荘のような建物でいい雰囲気を創り出している。建物の前には初代院長トイスラーの碑。この建物は昭和8年に聖路加国際病院の宣教師館として、隅田川畔の明石町に建設されたものが、平成10年にここに移築復元されたとの表示が。中央区の文化財にもなっているようだ。
いろいろと知らないことが発見できた。


すぐ近くには、築地本願寺や築地市場。病院の帰り道、病院に来たことを顧みず、築地までフラフラと美味しーい魚を食べに寄ってしまった。

『聖路加国際病院』
http://www.luke.or.jp/


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清澄庭園と深川を散策! [雑記]


都会の秋を探しに清澄庭園へ行ってみた。ここは半蔵門線の清澄白川駅からすぐ近く。
ここ清澄庭園は、一説では紀伊国屋文左衛門の屋敷跡とも。後に岩崎弥太郎がこの邸地を買い取り、数々の庭園造成計画が進められ、明治の庭園を代表する「回遊式林泉庭園」が完成。その後、東京市に寄付されたという。

ここへ来たのは2〜3度、入園料150円を払い園内へ。大泉水を囲むたくさんの緑。庭園には全国各地の名石がいたるところに配されていることでも有名。泉水には大きな鯉とたくさんの亀が戯れている。泉に浮かぶ島や大小の木々には様々な野鳥も多く、双眼鏡を持ってバードウォッチングしている人も見かける。


泉をぐるっと一周。様々な木々や花々(珍しい黄色の彼岸花を見つける)、結構自然を満喫できたものの、どこを見渡しても青々とした緑、ここにはまだ秋はほとんど来ていなかった。


清澄庭園を出て近くの深川をブラッと散策。谷根千同様に下町情緒でお寺は多いが、根津界隈とは何か匂いが違う。江戸資料館のある通りには、あさりが美味しい深川めし屋、脇を覗けば多くのお寺、面白い純和風公衆トイレがあったりと、ブラブラするにはいいところ。
秋晴れの一日、いいウォーキングが楽しめた。


この庭園に隣接して、庭園の一部を解放した無料の清澄公園がある。公園内のシンボルとして、江戸時計塔がそびえる。
もう少し足をのばせば、門前仲町や富岡八幡宮もすぐ近い。

『公園へ行こう!-清澄庭園』
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index033.html
『江戸下町情緒-清澄庭園』
http://www.dentan.jp/kiyozumi/kiyo07.html
『江東区深川江戸資料館』
http://www.kcf.or.jp/fukagawaedo-museum/


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旧東京音楽学校奏楽堂と谷根千! [雑記]


3連休の谷間の日曜日、友人と待ち合わせて上野へ。秋の行楽日和もあってか、上野駅公園口も上野公園も人々で溢れかえっていた。美術館へ行く気にもなれず、時間はちょうど2時少し前、夏に行った旧東京音楽学校奏楽堂の日曜コンサートへ行くことに。300円のチケットを買って中へ入る。ホール内は公園内の人波がうそのようだ。

奏楽堂の日曜コンサートの特色として、日曜毎の楽器の演奏がパイプオルガンとチェンバロを交互に行い、演目はバロック音楽が多いという。この日の楽器は、チェンバロとリコーダーで、演目はパッヘルベルにバッハ。現役芸大生が腕前を披露、クラシックというのはなにか心を落ち着かせてくれる。時間は30分位と短いのだが、私のようなクラシック素人にはちょうどいい演奏時間だ。
奏楽堂を出て、人が少ない根津・谷中方面(通称・谷根千)へあてもなくブラブラ向かうことに。

この界隈の下町風情をキョロキョロしながら谷中霊園を散歩。墓地と谷中五重塔跡(昭和32年に火災で消失、現在地元の人たちが中心となって再建運動が盛り上がっており、この日も署名運動を行っていた)を抜けると日暮里、ここから西日暮里方向へ向かう途中にあったのが、ログハウス造りのシャレースイスミニという、本格スイス料理のレストラン。この界隈の純日本的な雰囲気のなかに忽然と姿を現すこの洋風建物。庭には花やハーブがいっぱいだ。2階では語学教室や各種カルチャー教室も開催しているからよろしくと、気さくなスイス人オーナーのパッシュデニーさんが笑顔で説明。
このあたり地図を見ないで感じるままにブラブラしていても、いつもなにか新しい発見がある!
『旧東京音楽学校奏楽堂』http://www.taitocity.net/taito/sougakudou/
『谷中天王寺五重塔』http://www.d1.dion.ne.jp/~s_minaga/edo5_3.htm
『シャレースイスミニ』http://www.chaletswissmini.com


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カナダからの手紙! [雑記]


以前「縁あれば千里」で、知人の女性が結婚移住のためにカナダへ向かうという話しを紹介した。その後、現地からメールと手紙をいただいた。
9月中旬バンクーバーに着くと、間髪置かず式をすませ、婚姻届や移住手続で1週間ほどそこに滞在したとか。その後、彼の家がある大田舎、アラスカに近い島に向かうということを先ずメールで。
次には、その島に着いてから、これから生活する小島の印象を綴った絵はがきが届く。
感想としては、予想していた以上にかなりの田舎、全てにおいてこれまでの常識や行動をかなぐり捨て、かなりのギアチェンジをして住環境に慣れなければならないこと。電話もネットも接続未定(町の中央に行けばできる)。
やはり日本はいい!と早くも思ってしまった、というような内容のものだった。
これから迎える冬、自然環境がもっと厳しいものに、本当に大丈夫だろうかと、少し心配。
6?歳のこの方、環境にも、愛にも勝ってほしと思うのだが。余り無理してほしくないとも思うが…。
この場合は、愛と環境の比重か。生きるというのは何かしら問題が出てくるものだし、大変なことも多いもの。でもそういう人生が楽しくもあり、いつしか逞しくもなる。人間は順応性が高い。住めば都とも。
大自然を満喫し、満天の星のもと、末長く幸せに暮らしてほしい。
そしていつか、私も是非お邪魔した〜い!気候のいーときに。

ところで、地球儀の写真は学研トイズの『オデッセイグローブ』というもの。
この地球儀ただの地球儀ではない。タッチペンで地図を押すと、その国名や首都、国歌などを日本語か英語の音声で回答してくれるという優れものだ。
地図の2点を押せば距離や飛行時間までも教えてくれる。また、「カナダの首都を押してください」などと音声でクイズも出してくれるのだ。
他にもいろんな、面白い機能が。退屈したとき、人が来たとき、地理勉強に効果大。
このおしゃべりバイリンガル地球儀、結構気に入っている!
『学研トイズ』http://www.gakkentoys.co.jp/


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和太鼓の響きにパワーをもらう! [雑記]


朝から肌寒い雨の日曜日。2日ほど前は残暑も厳しかったのに温度差が13度とは。その温度差に体も追いつかず、気力もなし。テレビでスーパー陸上でも見るか、バリのガムランのCDでも聴きながら気分だけも暑いバリに行ってみるかなどと、あれこれ考えるもやはり気力なし。結局はソファで寝そべり、テレビのチャンネルをダラダラとまわしながら時間が過ぎる。

そんな時だった。仕事で古くからの知人M氏からTEL。
「今、あなたの家のすぐ近くにいるから出てこないか」とのこと。私の家のすぐ近くに、かなりりっぱなタワー付きの区民センターがある。タワー最上階には東京湾まで望むことができる展望フロア施設も。氏はこのセンターに来ていているというのだ。
ここには大きなホール施設があり、そこで行われているあるライブに知り合いのグループが出ているので、チケットがあるから一緒に見に行こうと誘いを受ける。そのライブとは「第19回東京の太鼓・桴の響演」というものだった。
和太鼓なんて、お祭りや何かのイベントで聴くぐらいのもの。わざわざ大ホールで演じられるものなど見たことがない。
いやいや驚いた!東京でも優秀だという多くのアマチュアチームが出演。体の芯まで響きそうな和太鼓の演奏。力強い桴の競演。ドンドコドンドコ、見る側にもいつの間にかパワーが入り込んでくる。

しかし、残念ながらかなり空席は目立つ。タイトルだけみると、地味な演目だが目の当たりにすればなかなかのもの。見応え十分。チケットはチケットぴあでも売られている出し物なのだが、どうみても余り売れていそうにない。デザイン・広告の仕事をしている自分としては、予算のないマイナーなケースの告知宣伝の方法はないものなのかと考えさせらてしまう。もっと広く告知できれば、見たい人もたくさんいるようにも思うのだが。
世の中何をやっても厳し〜い!
こういうものは、多くのメディアが無料でピックアップしてほしいものだ!
『和太鼓道場ドンドコ』http://www.h2.dion.ne.jp/~wadaiko7/


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向き・不向き Vol.2 [雑記]


私は4人兄弟の末っ子。すぐ上には6歳違いの姉がいる。その上はもっと間があいて兄が二人。昔からこのS姉にはよくくっつき歩いていた。今も兄弟の中でも一番親交が深い。このS姉、本人は向き・不向きがわかっているのだろうかと感じるところが多々あるのだ。
S姉はどちらかといえば男勝りな性格、加えて器用貧乏な一面も。他人でも間違ったことや困ったことにはすぐ口を出すタイプ。それが高じて敵をつくってしまうことも。反面、手先は器用、どんなものでもそこそこ創ってしまう。裁縫から工芸紛いまで何でもこなす。そんな作業をしているときは集中力もあり、デザインをしている私よりも創作事があっているのでは思ってしまう。
そんなS姉の生き様を見ていて感じることに、向き・不向きはどうなのか、彼女らしく生きているのだろうかと余計なお節介をしてしまうのだ。
これまでの仕事や結婚において、彼女の選定眼にはやや疑問。器用さゆえにどれもこれも本人が無理しながらがんばって、結果難なくこなしてしまう。しかし、その無理したことがちょっとした歯車をずらしてしまい、大きな別の問題を派生させることにも。

これまでのS姉を振り返ると、彼女は人を見る目はあるのだが、自分の男を見る目はなんとも、仕事も自分らしいものをこれまでしてこなかったように思う。それは向き・不向きを考えず、また自分の能力以上に優しさや思いやりを振る舞うからにほかならない。
勿論本人も感じているのだろうが、これまでの人生少しばかり遠回りしてしまった感も。
まだ先は長い、心強い娘も二人いる、残りの人生しっかりとちゃっかりと幸せを掴んでほしいと祈る。
私だって人のことなど言えない苦い体験は山ほど。自分らしくないことや、どうでもいいことにいろんな無駄をしているように思う。
みーんな、わかっちゃいるけど、間違いを正すのは難しいもの!


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向き・不向き Vol.1 [雑記]


名は体を表すというように、人は見た目の雰囲気でその人の仕事や趣味を感じ取れることが多い。
私たちはときに、ある人のある事をさして「らしいよね」、「らしくないよね」というが、以外に的を得ていることが多いかもしれない。面白さでいえば、そこにギャップがある場合の方が傍目から面白いと思うケースもあるのだが。
昔の知り合いにこんな男がいた。周囲からは「あいつデザイナーらしくないよね」といわれることもしばしば。話しはやたらうまいが、感性や細やかさがなく、どちらかといえば性格も雑。こういうタイプはやはりデザイナー向きではなく、結果20年近く続けていたデザイナーを廃業することに。もともと合わなかった仕事をし続けていたことになるのだが、今後の人生にこれまでの体験を生かせるか無駄にするかは本人次第なのだろう。
やはりできることなら、若いうちから己を知ることは大切なことなのかも。しかし、決め込み過ぎてもトライやチャレンジが無くなってしまうのも問題だ。また器用な人は、不向きを向きにしてしまう凄い人もいる場合も。できれば、自身の向き・不向きを感じ、自分しかできなことが定まれば一番いいのだが。
自分自身についても、様々な面でこれでいいのかと考えはするのだが…。
わかっちゃいるけど、自分らしく生きるというのは難しい!


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神宮前のノスタルジック風景 [雑記]


青山や神宮前にもちょっと裏に入れば、ノスタルジックな風景に出くわすものだ。つい最近のこと、10年以上も住んでいる事務所に隣接する、昔からある大きくはない集合住宅エリアであるものを発見。
当時としては緑地スペースの多いモダンな分譲マンションだったよう。現在では、こんな一等地にもかかわらず高齢化だけが進み、住んでいるのは少数世帯だけ。昔は若いファミリー世帯が楽しく暮らしていたのだろうと推測できるものが、草ぼうぼうの隅っこに。ベランダから身を乗り出して見つけたのだが、それは今は誰も使ってくれずに放置されたような3段の鉄棒、なんとも寂しげにたたずんでいたのだった。
人の敷地内のことでこれまで気づかなかったが、この界隈でも以外なところにノスタルジーはあるのもだ。


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ベランダと雲とマックン! [雑記]


少し前までは、ベランダを縦横無尽に駆け回っていた愛猫マックン。隣の家へ仕切りのすき間から潜入したり、時には、ベランダの格子の間から頭を突きだし、こちらが落ちはしないかドキドキするのを尻目に、首を伸ばして眼下の人の動きを見入っていたものだ。

最近はベランダに出ても、ゆったりのっそり、猫草を食べたらすぐに部屋の中へと戻る。そんなわけでときたま抱き上げて、空の雲の動きや鳥が飛ぶのを見せてやることも。さえずりながら飛んでいく鳥には、身を乗り出さんばかりの反応をみせる。

我が家のベランダは階数は高いが東向き、西に見る面白い雲や美しい夕焼け空を見れないのが残念。しかし、つい最近のことベランダでマックンと戯れていると、シンメトリックな珍しく面白い雲が出現。きっとこの夏最後の入道雲かもしれない。


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縁あれば千里PART2 [雑記]


彼女持ち前の直感力と行動力、決断力の早さでもって、日本の彼は捨て、モロッコ人の求婚に応じることに決めてしまったそうだ。
2月5日にバンコクへUターンすることを約束して、1月20日に帰国。田舎の実家にすぐ戻りじっくり説明したものの、勘当同然になったという。
そんなことではへこたれない彼女、10日余りでちゃくちゃくと準備を進め、2月初め頃には持ち物やマンション全てを整理してしまった。
1月の終わりにその彼からタイまでの片道チケットも届き、彼女の気分は新天地での期待と不安が入り乱れつつタイへと出発。
その後、モロッコで結婚、フランスに住み、またモロッコヘ。子供ができたとか、何処何処へ旅行したとか、私には3〜4年位は連絡があったが、その後音沙汰なし。思えばどうしていることやら。
多くの偶然に加えて、食べ物や宗教、様々な問題を超越した強烈な縁である。

最近では進行形でこんなことが。
古くから仕事でお世話になっている知人の女性。先の女性とは性格は正反対。還暦も過ぎ、お嫁にいった娘さんが一人、現在一人で暮らしている。この方はある専門的なことを研究、何年も前にとある所で日本に来ていたカナダ人の男性と知りあったという。
その彼がカナダに戻った後も、研究テーマがオーバラップすることもあり、連絡のやりとりは続いていたが、その女性は彼の住む地へ一度も遊びにすら行ったことがなかった。また、海外旅行によく出かけるタイプでもない。にもかかわらず、つい最近、その彼と結婚するのでカナダへ移住するとの報告が。一人娘は猛反対だったとか。相手の彼も6?歳。これもまた凄い縁と決断である。間もなくカナダへ旅立つ。
6?歳の女性が日本を離れて行ったこともない自然も厳しそうな土地へ、新天地を求めるこのパワー、私も見習わなくては。
新天地でのご多幸を心より祈りたい!
縁あれば千里!縁はいなもの味なもの。
【おわり】


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縁あれば千里PART1 [雑記]


人間同士の縁や出会いとは不思議なものだ。近くに住んでいながら見ず知らずの人もいれば、はるか遠くに離れた人との縁もある。また、今後の繋がりを期待したとしても、簡単に切れることもあれば、期待などしていなかったのに深い繋がりになる縁も。人の縁とは摩訶不思議!
私自身はこれまで奇遇なとか、突拍子もないような縁に遭遇した経験はほとんどない。時間をかけて親交が深まる。用心深い一面があるのかも。周りを見渡すと、それが多い人もいれば、そうでない人も。多分その人間の性格・資質が影響することもあるのだろうが、それを呼び込むタイプもいるように思う。もちろん男女の間においても。
自分の場合で何かないかと振り返ると、ものすごく確率の低い出会いが4年ほど前にあった。めったに行くことのない中国上海で、しかもある友人のオフィスにたまたま尋ねてきた若い日本の男2人F・HとH・T、そこでの偶然の出会いが縁で、彼らが情熱溢れるカメラマンだったこともあり、今でもその二人とは公私共にお付き合いしている。最近ではそんなもんか。

そういえば以前、知人の女性にこんなことがあった。
K・Aというその女性、仕事は営業、ハデ型・夜行型人間、恋人有り、27歳。そんな彼女がアウトドアを求めて、タイへ一人旅行したことが縁となった話し。
ある年の1月、2週間のスケジュールでタイへ。バンコクからサムイ島にまわり、サムイでは10日近く滞在。ある日ビーチで一人のモロッコ人が近づいてきたとか、最初の2日間は怪しいやつと警戒していたらしい。3日目、たまたまのマッシュルームのせいか、善人と悪人の区別が色(悪人は黄色く見えたそう)で判別できる感覚になったとのこと。そのモロッコ人は善人に見えたそうで、それ以来話しかけに応じることにしたのだという。
見た目の怪しいモロッコ人とサムイのビーチでの出会いが、友達、恋人と急進展し、ついには求婚されてしまい、このままモロッコに来てほしいとまで言いだしたとか。
【続く】


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趣味は発光するものPART2 [雑記]


社会人になってから「発光」するものへの興味は…?
そういえば、デザイン稼業をしていくなかで、たまたま照明メーカーをクライアントに持ったことがあった。当時その業種の仕事をすることや照明製品に何故かワクワクしたことが思い浮かぶ。
また、コレクションの域とはいかないが、ついついデザインが気に入ると照明スタンドを買ってしまう。狭いスペースにはスタンドがやたら多いのだ。

以前こんなこともあった。本当の布を固めて明かりを仕込んでオブジェを創れないものかと?いろいろ考えて、凝固剤にFRPを使って布を固めることに。例えば、マネキンに着せたシャツの立体感そのままに固めてしまい、ライトを仕込んでオブジェにする。先の友人H・Tとともにいろいろ創って販売もしたことがあったが、なんせ制作過程でドロドロのFRPが固まるさいにすごい異臭を放つのだ。制作する過程で部屋中にその臭いがまん延、これは我慢できないと止めることに。多分、凝るタイプや努力する人ならここからがきっと本格スタート、いろんな改革をしていくのだろう。どうも自分は熱しやすく冷めやすい。

あるとき、友人のT・Yと田舎町をブラブラ歩いているときだった。急にその友人が「あっ、光ってる、見たでしょ?」彼曰く、間違いなくUFOだったという。私は全くその気配を感じなかったが、冗談話しや空想話しには興味のない彼のこと、その目を信じることに。彼も初体験だったとか。私は残念ながら、これまでUFOの発光を一度も見たことがない。

動くものや音がするもの、観察するもの、無心なるものは並程度の興味。
こうして振り返ってみると、一つのキーワードが。それは発光するもの。
そうか、これからは私の趣味は「発光するもの」にしよう!
もしかすると、きっと前世は行灯屋か西洋の燭台屋かも!
【おわり】


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