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東日本大地震 [緊急]

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ニュージーランド・クライストチャーチ地震の大惨事直後の
このM8.8という広範囲の東日本大地震、心よりお見舞い申し上げます。

私の住む江戸川区もこれほど揺れるものか思うほどの大激震が2回も、
出先の机の下に潜り込み生きた心地がしないような体験、
余震も頻繁でしばらくは船酔い状態が続いたものでした。
発生時は愛猫以外自宅に誰も居ず、出先から帰るにも電車が不通、
バスで帰ることができたのですが、帰ってみれば室内はかってない大散乱。
食器類は床に粉々、本、CD、置き物類が足の踏み場もないほどに。
仕事机の棚にのせたプリンターは傾き落ちかかる寸前。
重い家具類は倒れていなかったものの10cm以上も移動している状況。
そして、いつもなら名前を呼べばのっそり出てくる愛猫マックンはといえば、
いくら名前を呼んでみても探してみても居所不明。
もしや何かの下敷きにと最悪のことも考えつつ室内をくまなく探せば、
部屋の片隅にかつてない脅えた目つきで私を見つめたのでありました。
愛猫の無事を確認、しばし抱きしめ落ち着かせた後、
手のつけようのない散乱の後始末をしたという次第です。
東京、関東域では大方このような状況ではなかったかと推察します。

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震源地から遠く離れた東京でさえこの有様、
宮城・福島・岩手の被災者の方々はさぞかし恐く辛く大変な思いをされ
眠れぬ夜を過ごされたことと思います。
亡くなられた方、家を失われた方々にはソネブロサポーターがいらしたかもしれず、
ここにお悔やみ、お見舞い申し上げます。
また、私ごときにご心配いただきました多くの皆様に厚くお礼申し上げます。

この地震で「東京タワー」の先端が少し曲がってしまったとか。
私が成長記録を追い続ける「東京スカイツリー」は事故なく無事、
土曜の今日、この災いに天空に向かって凛々しく合掌しているよう。

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今日の『グッドラッ句』
  桜見ぬ 地震被害を 祈るのみ   デザイン屋

東京都現代美術館

今週お台場、ビッグサイトでの「JAPAN SHOP」、「ライティングフェア」を
覗いた後、月島で下車し「哲ちゃん」でもんじゃランチ。
その後、木場の東京都現代美術館に向かい、
「田窪恭治展」と「MOTアニュアル2011展」を鑑賞。

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今回の企画展、ウィークデーだからか来館者はほとんどなく、
友人二人の貸し切り状態、ゆっくり鑑賞できたもののやや難解。
B1の広いカフェ、ここも貸し切りでのんびりコーヒー。

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『東京都現代美術館』
http://www.mot-art-museum.jp/

東京スカイツリー

3月12日、自宅前定点観測と
船堀のある高層階より夕刻のツリー。

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『東京スカイツリー』
http://www.tokyo-skytree.jp/


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旧中川 [風景]

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江戸川区内のまだ日も浅い「とある仲間」とチャリ5台を連ねて、
船堀から新大橋通りを走り、荒川・中川に架かる船堀橋を渡る。
チャリで橋幅1487mの川向こうに渡るのはめったにないこと。
この日曜は天気も良く、荒川を渡る風も心地よく春の到来間近を感じさせる。

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船堀橋を渡り切り、平井側の土手を左折、
土手上を葛西橋方向へ少し走ると巨大な水門がそびえる。
「荒川ロックゲート」と呼ばれるこの水門は、
水位差3.1mの旧中川と荒川を繋ぐもので、船のエレベーターの役目を果たす。

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「旧中川」は全長6.68km、1924年に荒川放水路に注水を
開始したことによって分断された中川の下流部分という。
江戸時代は情緒豊かな川だったようで、今も逆井の渡しの史跡を残している。
私たち5台のチャリは、この旧中川の南端平成橋から北西に向かって
川沿いを散策しながら蔵前通りを乗せる江東新橋へと走らせる。
スタート早々、昭和5年に完成した「旧小松川閘門」跡を見学、
その目前にはその昔交通の要所だった隅田川に続く「小名木川」が伸びる。
この界隈なにか情緒を感じところ、眺めているだけでも古が偲ばれる。

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今日の『グッドラッ句』
  古中川 川沿い偲ぶ 春のチャリ   デザイン屋

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旧中川の川沿いを、中川大橋、さくら端、もみじ橋、虹の大橋へ。
もみじ橋橋桁にはどこかのボート部の漕艇が積まれている。
逆井橋(逆井の渡し跡)辺りから河川は西向きにカーブ、次の亀小橋をくぐる。
河原のところどころに菜の花が黄色の花を付け始めている。

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京葉道路が走る中川新橋をくぐり、ふれあい橋を過ぎた辺りの右手には
なんと河津桜の並木がピンクの色合い良く丁度見頃のよう。
チャリ5台はここで休憩、しばしお花見の家族連れに紛れて花見気分を味わう。

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休憩後、電車がゴトゴト通過する総武線の橋桁をくぐると、
蔵前通りに架かる江東新橋は目前に迫る。
江東新橋袂からチャリを抱えて階段を昇り蔵前通りに出る。

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帰路はこの通りを平井大橋に向かい、手前荒川土手を右折することに。
眼下の荒川河原に広がるグランドでは、何チームもが野球の試合に興じ、
河原脇の道路は家族連れや犬連れ、ランナー達がのどかに行き交う。
私たちは土手上をかすかな川風を切りつつ、のんびり小松川橋西詰に向かう。
つい最近たまたま手にとった、随筆「放水路」に綴られる
今は当時の面影など微塵もない風景に、永井荷風の心情を想い起こしながら…。

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小松川橋西詰を左折し、京葉道路沿いに荒川・中川を超えて東詰に到着。
たかだか2時間半ほどのチャリでの急ぎ旅だったが、
「いろんな発見ができて良かった!」、「いいコースだった」と
熟年五人がこの散策にいたく感動、一層の親交を深めたのは言うまでもない。
次回は「新川から新中川」を目指すことを約束して解散。
今回のコースはサクラも豊富、特に船堀側の方々是非一度お試しを。

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新川

船堀は新川両岸に居並ぶ「新川千本桜」。
この並木の中の1本(実は2本)の河津桜が満開になったのが数日前。
若葉も見る見るうちにその数を増やす。
だいぶ散ってきたものの末だ花をつけている。

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東京スカイツリー

ツリーがついに609mに、今月中には予定の634mを達成するとか。
この日曜に第一展望台(345m)を報道陣に初公開したそう。
荒川超えからのツリーと、自宅前より定点観測。

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『東京スカイツリー』
http://www.tokyo-skytree.jp/


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