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バリに重ねる敦賀の夕日! [敦賀]


バリの良さは、風土や風習、人々などのいずれをとっても、心を和ませるところが自分にとっては心地いいのかもしれない。もう一つ、夕刻どの場所にいても美しく感じるのが、バリの夕景だ。ヤシの林や山陰に落ちる夕日、海をピンクに染める夕日がまた素晴らしい。夕日が美しいといわれる場所はいくつかあるのだが、最も有名なところは、海の岩島に寺院が建てられたタナロットというところか。ピンク色の海に寺院と岩陰がシルエットとなり、夕日が静かに海へと消える様がなんとも神秘的だと評判のところなのだ。

バリへはこれまでにかなりの回数行っている。ある時、止むなく1年以上行けないときがあった。そんな折りの5月気下旬、兄弟全員が集まり、郷里の敦賀へ両親の墓参りで帰郷することになった。
敦賀というところは、海と山に囲まれた狭く小さな町で、かの原発というのが存在するものの、自然に恵まれた風光明媚なところだ。
その時、少し時間もあって、狭い町のわりに一度も行ったことのなかった、敦賀半島の最先端にある立石というところまで足を伸ばす。ここでなんとも感動的なロケーションに遭遇、敦賀にもこんなところがあったのかと再発見することに。

敦賀は三方が山に囲まれた扇状地形になり、残る一方に白い砂浜と松原が有名な松原海岸のある敦賀湾が広がる。湾の右側は山、左側は半島が迫り出しているため波は静かで、松原海岸からは水平線はほとんど望めず丁度湖のようにさえ感じる。このような場所なので、敦賀ではあの東尋坊に見るような日本海の怒涛のような荒波などめったに見ることのないところなのだ。
敦賀半島の湾沿いの曲がりくねる道を車でとばし、かなり先にある原発も越える。先端の僅か手前で車は行き止まりになり、小道を歩くこと20分位。
当然のことなのだが、半島の先端に行ってみると外洋が大きく広がり、この日の波は穏やかだったものの、日本海の荒波にもまれた岩肌は険しく、湾内で見る岩場とは全く異なる光景だった。

広く日本海の彼方に続く水平線に、丁度太陽が沈む寸前でもあり、さざ波に夕陽がきらめきなかなかの絶景。兄弟たちとしばしこの光景に見入ってしまったものだ。
そして、しばらく間を空けていた、バリのタナロットの夕陽が懐かしく想い起こされたのだった。
敦賀の夕日の名所に是非加えてほしいと思うほどの場所だった!
『敦賀観光協会』http://www.turuga.org/


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コメント 4

k-sakamama

バリの夕日は、幻想的で素敵ですね。
日本にも負けないぐらい素敵なところがあるのですね。
by k-sakamama (2007-10-02 17:03) 

バリって・・・私の周りでは昔から、ちょいわるな方々が好む場所です。
でも、ガムランや民族舞踊(特に目の動き・・・)など、すごく刺激的なものや美しい風景があるんで、ちょいわるおばさんも、是非、行ってみたいと思っているのですが。
そう思い・・・はや、うん十年。
バリと敦賀のイメージが重なる・・・これは、やっぱりバリがデザイン屋さんを呼んでいるのでしょうね。
by (2007-10-03 10:58) 

東雲

デザイン屋さん 初めまして。
先日は 遊びに来て下さいましてありがとうございました。

バリは行った事はありませんが そういう所 ↑ だったのですか?^^;
(それに こぎんさんも ちょいわるおばさんだったとは・・・^^)
バリはありませんが 敦賀には学生の頃 小浜住む友人を訪ねて
行った事があります。
確か 三方五湖周辺の民宿に泊った記憶があります。
夕陽、綺麗ですね~☆ミ
by 東雲 (2007-10-03 16:22) 

kana

初めまして。
懐かしいな~と思い、思わずnice!です。
Baliに半年ほど居たことがありました。
(バリ人男性にハマったワケではありません)
いいところですよね、ほんとに。
敦賀には兄が学生時代住んでたので行ったことがあります!
by kana (2007-10-05 00:41) 

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