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バリで危ない一夜! [バリ]


ある時の数回目のバリ旅行。学生時代からの男友達二人でバリへ。ヌサドゥア3泊、ウブド3泊の予定だった。
バリへ行きはじめた最初の数回はメリアバリというホテルが気に入り、その時にはじめてシェラトン・ラグーナ・ヌサドゥア、現在名はラグーナリゾート&スパ・ヌサドゥアを予約。ヌサドゥアで2日間ビーチを楽しんで、ウブドのホテルへチェンジ。このエリアはアユン川渓谷のある雄大な自然に囲まれた芸術の村。ビーチよりここを好む観光客も多い。

ウブドのホテルはチャハヤ・デワタ・リゾートを予約、当時のチャハヤ・デワタはアユン川渓谷の眺望がいいと評判だったが、サービスと建物・設備はいまひとつ。(このホテルのオーナーの息子の嫁が日本人だった。当時、インドネシアの法律でホテルの仕事すら手伝うことができずつまらないと嘆いていた。バリの男は淡泊で…とも。離婚しないでまだいるだろうか?)
一泊したものの、二人してどうも気にくわない。連れの友人M・Yは「ここはビキニのお姉ちゃんも見れないしさ…」とまで言い出す始末。いろいろ検討して、またシェラトンへ戻ろうと電話でリーザーブ。予約もとれて再びビーチのあるヌサドゥアへ。

2度目のチャックインも済ませ、キーをもらって部屋へ。ここで大問題が発生!ドアを開けると、その部屋には外人の先客が二人。我々慌てて「ソーリー!」とドアを閉じた。まさしくダブルブッキング。しかももう先客がステイしている部屋へ。コンピュータ管理する現在ならあり得ない話しだ。
もちろん我々はフロントマネージャーへ最大限ちょいわるを発揮することに。「アメリカならピストルで撃たれることだってあるぞ」と英語の達者なM・Yに言わせたものだ。
さんざん難癖をつけ「スイートを用意しろ」と注文、シェラトン側も了承したものの、今度は空き部屋が見つからないときたもんだ。スイートのツインは満室だったのだ。ダブルのスイートなら一部屋空いているとのことで、部屋を見せてもらうことに。さすがスイート、部屋は広くダブルベッドもやたらでっかい、我々納得のいかない表情を見せながらこの部屋で我慢するこをスタッフに告げた。
スタンダード料金でこのスイートルーム、「やったぜ!」と我々も大満足、サービスのフルーツもどっさりと運ばれてきた。ここまでは快調だったのだが…。

夜も深まり、男二人ででっかいダブルベッドへ入ることに。お互い「イビキかくなよ」とそれぞれの毛布に潜り込んだ。ここまでも良かった。
真夜中、何かの気配で眼を覚ます。なにかおかしい。お尻がムズムズする。尻に感じるのは生暖かい人の手の感触。この男、なんと人のケツをまさぐっていたのだった。この男のことは知りつくしている。大の女好き、もちろんその気はないことを承知しながら、パンツを引き上げ、振り向き様に、思いきり彼を蹴飛ばした!!
彼は寝ぼけまなこで、「なにするんだよー」。よっぽどいい夢見ていたらしい…。

後にも先にも、ダブルベッドに男二人と入ったのはこれ一度だけ。
危ない一夜だったと、今でも思い起こすとゾッとする!
しかし、ホテルはサービスも雰囲気もよく気にいった。その後、苦い経験を払拭しつつ、何回もシェラトンを利用している。


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k-sakamama

すご~く綺麗なとこですね。
男二人より、彼女と行けば、もっと良かったね。
男同士で、ダブルベッドで・・・・・・。
笑ちゃいます。
by k-sakamama (2007-09-26 20:39) 

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