夏のラストを飾る花火大会

神宮の花火大会も終わった。今年の開催は16日と遅かったものの、神宮界隈は溢れんばかりの人、人、人。神宮球場内で見るには入場料を取るのだが、例年周辺の道路や公園、ビルから見学する人たちでごった返す。仕事帰り、スタジアム通りは見物客で埋め尽くされているなかを、しばし鑑賞。ターマヤー！打ち上げ花火も年々種類が豊富で実に美しい。

我が家のベランダからは江戸川の花火が見れる。今年も2週間ほど前にあったのだが、10分ほどベランダから見物。花火とその音は1秒ほどずれる。
毎日必ず8時半ともなるとディズニーランドの花火も見れる。夜空を染める花火は子供の頃からこの歳になってもその美しさと次の出し物ににワクワク、一瞬全てを払拭さてくれるのがいい。

子供の頃、田舎の敦賀ではお盆の催し物に灯籠流しと花火大会があった。各家庭で灯籠を用意し、夕刻ともなると開催場所の白い砂浜が続く海岸へ出向き灯籠を流す。蝋燭を灯したたくさんの灯籠がゆっくり沖へと流れていく様は、子供心に美しくも何か寂しげでもあるように感じたものだ。沖には花火を打ち上げる三艘の船がまだうっすら見える。父母と兄弟、友人らと砂浜にこれから始まる打ち上げ花火を見物するための持参のゴザで席づくりをする。海上に幾千もの灯籠が揺れる中でドドーンと花火が打ち上がる様は風情たっぷりで、今でも遠くから見物客が訪れるという。今年も神宮と同じく8月16日に開催、58回目を数えた。この地では、花火大会が終わると、海岸の浜茶屋も取り壊され海水浴シーズンが終わりとなる。この敦賀松原海岸の松原は雄大で日本三大松原の一つといわれている。

『敦賀観光協会』http://www.turuga.org/
※敦賀の花火大会の写真は敦賀観光協会より

コメント 1

はじめまして。
自宅から花火が見えるなんてすばらしいね。
我が家も昔は見えたが高い建物で今は音だけが聞こえてくる。
by enosan (2007-08-17 16:04)