東京スカイツリーと墨田区役所! [建築物]
休みの日、錦糸町に買い物に出かけた帰り、ウォーキングもかねて隣町の“押上”へと向かう。
押上に向かった理由とは、昨年7月から着工が始まった新東京タワー『東京スカイツリー』の建設現場がどれほどになっているのかを見定めたかったからだ。
押上駅からすぐ近く、北十間川沿いにある新タワー敷地では低層棟の工事が進んでいるようで、タワーの組み上げは2月初旬から始まり、春頃には50m位にはなっているという。
東京スカイツリーは、地上610m、第2展望台は450mという高さ(東京タワー特別展望台は250m・横浜ランドマークタワー展望フロアは273m)、2012年の春頃には開業を迎える予定とか。
この平地状態が3年後には、600mにも及ぶタワーになると思うとワクワクするものだ。
この現場から川を挟んだ真ん前に建つマンション階上は絶好の撮影ポイント。私がその場所に立っていうのもなんだが、タワーが組み上げられるほどに多くのプロアマカメラマンが来て、きっと迷惑をかけることになるのだろう。
折角この現場まで来たからには、タワーの模型が置かれている墨田区役所まで足を伸ばしてみることに。
押上から都営浅草線で庁舎のある浅草へ。
墨田区役所は吾妻橋を渡り、浅草の名物風景でもあるジョッキに入ったビールをモチーフにした設計の“アサヒビール吾妻橋ビル”のすぐ横にそびえる、なんともモダンなビルが庁舎。
庁舎裏手の隅田川前には本所出身だからか“勝海舟”の銅像がそびえる。
日曜でも区役所のメインロビーのドアーはオープン。目指す完成模型はロビーの窓脇に置かれていたのだが、思っていたよりは貧弱な透明アクリルの模型。折角のタワー、しかもこんなに立派な庁舎内での展示、もう少し見栄えのいい模型にし、展示方法も工夫があっていいと思うのだが…。
帰りに、隣のアサヒビールの22階にある展望喫茶室でコーヒーブレイク。
新タワーの450mには到底及ばないが、浅草の高所から見る夕景の都心もおつなものだ。
丁度、富士山のすぐ左脇に太陽が沈んでゆくのをボーと眺めているとなんとも心が和む。
帰路、吾妻橋を渡り浅草駅へと向かう。
いつ見ても、ネオンの灯る“神谷バー”はなんともいえない風情をかもし出す。
『東京スカイツリー』
http://www.tokyo-skytree.jp/
『墨田区役所』
http://www.city.sumida.lg.jp/